マイクロン ジャパンのレキサー・メディア事業部は2010年2月25日、Serial ATA 6Gbps対応のSSD「RealSSD C300」を国内でも発売すると発表した。RealSSD C300はMicron Technologyがデザインした製品で、米国では同社の子会社であるLexar Mediaが「Crucial」(クルーシャル)ブランドで販売している。実勢価格は128GB版が4万9800円、256GB版が7万9800円。店頭に並ぶのは3月上旬となる見込み。

 RealSSD C300は、Micron Technologyの34nmプロセスで製造したMLC(Multi Level Cell)タイプのNANDフラッシュメモリーと、Marvell Technology Groupのコントローラーチップ「88SS9174-BJP2」を搭載する。Serial ATA 6Gbpsに対応しており、順次読み出しの公称値は256GB版(CTFDDAC256MAG-1G1)が最大355MB/秒、書き込みは215MB/秒と極めて速い。128GB版(CTFDDAC128MAG-1G1)はそれぞれ355MB/秒、140MB/秒となる(関連記事:Intel製より速い!MicronのSATA 6Gbps対応SSD)。

 国内の代理店はエスティトレードとジェイ・ディ・エス。同時期に「Ballistix」(バリスティックス)シリーズのDDR2-1066やDDR3-1333、DDR3-1600のメモリーモジュールも発売する。