アスキー・メディアワークスのリサーチ部門アスキー総合研究所はミニブログ「Twitter」のユーザーの実態調査の結果を発表した。利用者の年代別では20代が最も多く、約3割が都内に居住。また昨年4月以降に、利用者が急増していることがわかった。

 アスキー総研アンケートモニターとASCII.jp読者中のTwitterユーザー、大規模「MCS(メディア&コンテンツサーベイ)」から抽出したTwitterユーザーを対象にWebアンケートを実施した。有効回答数は1万580件。

 それによると、Twitter利用者の居住地は東京都が29.5%、次いで神奈川県が11.7%で、両都県で約4割を占めていた。性・年代別では、20代が、男性(6.5%)、女性(5.3%)とも最も多く、次いで30代が多い。平均年齢は35.7歳だった。

 利用する端末(複数回答)は、「PC」が94.3%と圧倒的で、「携帯電話」(42.5%)、「スマートフォン」(39.1%)とも5割にも満たない。1日の平均「つぶやき」回数は、PC(14.6回)、スマートフォン(10.3回)、携帯電話(6.3回)の順だった。

 Twitterのアカウントを作成した時期は、2009年10-12月が25.7%、同7-9月が23.5%、同4-6月が13.7%で、昨年4月以降で全体の6割超を占める。とくにフォロワー数1~100人のユーザーが多く、ブログなどのネット上のクチコミをきっかけに参加したという。

 また利用者の性格の自己診断では、非利用者と比べて「自分は社交的なほうだと考えている」が多い一方で、「人付き合いはしない」も多かった。外向的と内向的の両方の層が共存していることがうかがわれるという。

 このほか、好きなテレビ番組(複数回答)は、「タモリ倶楽部」が非利用者の約2倍にあたる30.8%でトップ。また、「けいおん!」(14.2%)や「さまぁ~ず×さまぁ~ず」(17.6%)など深夜のアニメ、バラエティ番組を好む傾向があるという。