グーグルは2009年12月10日、インターネット上の地図サービス「Googleマップ」に徒歩ルート案内機能を追加した。経路上にある横断歩道や歩道橋、駅構内の通路なども案内。パソコンのほか、「iPhone」、Android搭載携帯電話、NTTドコモの携帯電話(一部機種を除く)で利用できる。

 パソコンで徒歩ルート案内を利用するには、Googleマップのルート・乗り換え案内ページを表示。出発地と目的地を入力後、プルダウンメニューで「徒歩で行く」を選択して、検索ボタンをクリックする。従来からあった「電車・飛行機を使う」で検索した場合は、徒歩の部分だけが徒歩ルート案内になる。

 徒歩ルートの検索結果では、「歩道橋の階段を上る」「横断歩道を渡る」「エスカレーターに乗る」など、道順を詳細に案内する。通る道を変更したいときは、画面上で表示されているルートを通りたい道にドラッグすればよい。航空写真やGoogleストリートビューでの表示もできる。

 携帯端末で利用する場合、iPhoneは「マップ」、Android搭載携帯電話は「Googleマップ」のアプリを使う。NTTドコモの携帯電話は、Googleマップのサイトで提供されている「モバイルGoogleマップ」のインストールが必要だ。