米グーグルは2009年9月15日(米国時間)、Webブラウザーの新版「Google Chrome」のバージョン3を正式リリースした。表示の高速化を図ったのに加え、タブやアドレスバーの改良などを実施している。Webサイトから無料でダウンロードできる。

 新版では、JavaScriptの処理速度を向上。バージョン2の正式版と比べると25%速くなったという。

 タブの使い勝手も改良した。Google Chromeでは新しくタブを開くと、よく見るページのサムネイルが一覧表示されるが、マウスのドラッグでそれらの位置を入れ替えられるようになった。常に表示したいサムネイルにはピンを刺して固定しておくこともできる。これ以外の改良点としては、アドレスバーの改良やHTML 5への対応強化などもある。