2009年3月、OCZ Technologyの最新SSD「Vertex Series」が東京・秋葉原のPCパーツショップで発売された。日経WinPC編集部はサンプル版の120GBを入手して、性能を検証したが(関連記事:OCZの超高速SSD「Vertex Series」をベンチ)、今回はVertex Seriesの30GBモデルを購入し、120GBモデルとの性能差を検証した。
Vertex Seriesは新型コントローラーチップと、64MBという大容量キャッシュメモリーの搭載を売りにしたMLC(Multi Level Cell、多値型)タイプのSSD。編集部で検証した120GBモデルは、順次読み出しで最大240MB/秒、順次書き込みで124MB/秒と速かった。
製品パッケージや同社のWebページに記載してある仕様によると、30GBモデルは読み出しが最大230MB/秒、書き込みが最大135/秒。120GBモデルの仕様より、読み出しは20MB/秒、書き込みは45MB/秒遅くなっている。