Western Digitalは2009年1月27日、同社の「WD Caviar Green」シリーズに、最大記録容量2TBの「WD20EADS」を追加した。米国では出荷を開始しており、希望小売価格は299ドル。1ドルを100円で換算すると2万9900円となる。

 ディスク1枚当たりの最大容量は500GB。キャッシュ容量は32MB。インターフェースはSerial ATA。WD Caviar Greenシリーズは、ディスクの回転数を制御するのに「IntelliPower」と呼ぶ、低消費電力や静音に適したという機構を装備する。ディスク回転数は5400回転/分だ。Western Digitalが公開した仕様によれば、WD20EADSも同機構を装備しているため、ディスク回転数は5400回転/分と予想される。このほかの仕様は、従来モデルと比べてさほど変わらない。

 現在、自作PC向けのパーツショップでは1TBのHDDが8000円前後、1.5TBでも1万円台前半で購入できる。それらに比べると、WD20EADSは1GB当たりの単価が非常に高い。容量重視のユーザーに適した製品だ。