エレクトロニック・アーツは2009年1月22日、Windows用3Dゲーム「ミラーズエッジ」を発売する。対応OSは、Windows Vista、Windows XP SP2以上で予想実勢価格は7300円。既にXbox 360版、プレイステーション3版が発売されている。
PC版の大きな特徴は、NVIDIAの独自技術である物理演算機能「PhysX」に対応している点。「より現実感のある表現が可能となり、Xbox 360版やプレイステーション3版よりも、攻撃したときの描画表現などがリアル」(同社)になっているという。
PhysXは、自作PCユーザーにはなじみのあるNVIDIAのグラフィックスチップ、「GeForce 8」「同9」「同GTX 200」シリーズを搭載したPCなら利用できる。PhysXによってゲーム内の3D表現にどれほどの差が出るのかを試してみた。
ガラスを撃てば、粉々に砕ける
ミラーズエッジは、3Dで表現された都市を駆けめぐり、目的地へ向かうアクションゲームだ。主人公は、政府による情報規制が厳しい社会の中、情報を自らの脚で送り届ける運び屋の一員となって活動する。主人公の視点で画面が描画する、いわゆる「一人称視点」で展開されていくアクションタイプのゲームだ。