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「75%減」だった迷惑メールが再び急増、1日で3倍に

ネット接続を遮断された悪質業者が“復活”、再度“ビジネス”に参入か

勝村 幸博=日経パソコン 2008/11/27 日経パソコン

 セキュリティ企業の英ソフォスは2008年11月26日、同年11月11日に急減した迷惑メール(スパム)の流通量が、同年11月24日に急増したことを明らかにした。前日までの3倍になり、以前の流通量に戻りつつあるという。

 複数のセキュリティ企業/組織によれば、2008年11月11日、迷惑メールの流通量が4分の1程度に急減したという。原因は、ある迷惑メール送信事業者のインターネット接続を、ISPが遮断したためだとみられている。

 ネット接続を遮断されたのは、米国サンノゼに拠点がある「McColo」という迷惑メール送信事業者。同社が運用するネットワークやサーバーは以前から悪名高く、世界中に出回っている迷惑メールの50%から75%に関与していると言われていた。

 McColoのネットワークには、世界中に存在する「ボットネット」の司令塔(C&C:コマンド&コントロール)が多数存在し、迷惑メールを送信するための命令を送信していたとされる。それらが命令を送れなくなったために、迷惑メールが減少したと推測される。

 しかし同年11月15日に、McColoは別のISP経由でインターネットに一時的に接続。その際、同社が操作していたボットネットの設定を変更し、それらを使って再び迷惑メールを送信できるようにしたという。

 実際、McColoは“活動”を再開。その結果、同年11月24日、迷惑メールの流通量が急増したとみられる。現時点では、McColoがネット接続を遮断される前の水準には戻っていないが、戻るのも時間の問題だろうとソフォスのスタッフはコメントしている。

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