米グーグルは2008年9月30日(米国時間)、創立10周年を記念して「2001 Google search」と呼ばれるWebサイトを、10月末までの期間限定で開設したことを明らかにした。約7年前の2001年1月時点のインデックス情報に基づいた検索が可能だ。

 検索ページは2001年時点のデザインになっている。検索結果一覧にはインターネットアーカイブへのリンクが用意されており、そこに当時のページが保存されていれば、当時の状態のまま表示することも可能。2001年にタイムスリップしたかのごとくWebサーフィンを楽しめる。「YouTube」と入力しても検索結果は1件も見つからないし、「iPhone」「iPod」などの単語では現在とは違った対象がヒットする。

 1998年の状態を復活させなかった理由について、同社は「2000年までのデータに技術的な問題があっため」としている。最も状態が良い2001年1月のデータを採用した。なお、同社は合わせて、創業10周年の歴史を振り返るページも用意している。