ピクセラが開発した、業界初となるMacintosh向けの地上デジタル放送対応チューナー「CaptyTV Hi-Vision」(型番はPIX-DT141-PU0)の販売が2008年9月5日、全国の家電量販店などで始まった。ビックカメラの店頭での価格は2万2800円。ビックカメラとヨドバシカメラは、オンライン販売も開始している(価格は同じく2万2800円)。

 外付け型の本製品は、8月に発表になったものの、これまで販売対象がピクセラのメールマガジン購読者のみに限られていた(限定100台)。発表から2週間以上が経過し、ようやく通常販売が始まったことになる。

 出荷開始に合わせビックカメラは、有楽町店本館の1階入り口にMacintoshの展示ブースを設営した。その中で展示の目玉として、「CaptyTV Hi-Vision」の専用コーナーを用意。プレゼンテーションを行うなど、来場者に積極的にアピールしている。展示は9月7日まで。購入は5階のMacintosh製品売り場でできる。「在庫は潤沢に用意している」(説明員)という。

 なお本製品は、当初は地デジを視聴することしかできない。ピクセラは、無償アップデートにより機能を順次追加するとしており、録画機能の提供を10月に、EPG(電子番組ガイド)機能は11月に提供する予定。