米マイクロソフトは2008年6月23日(米国時間)、次期Windows(開発コード名は「Windows 7」)を、2010年1月ごろにリリースする計画を明らかにした。同時に、Windows XPのパッケージ販売を2008年6月30日で終了することを改めて発表した。同社がWindowsユーザーに対して公開した書簡において表明した。

 この書簡は、同社のビル・ベクティー上級副社長の名前で公開された。同社がWindows XPのパッケージ販売やパソコンメーカー向けのライセンス供与を2008年6月30日に終了することは事実だとしながら、Windows Vista BusinessやUltimateなどに付属するダウングレード権を活用すればWindows XPを利用することは可能であると説明。また超低価格パソコン向けにはWindows XPの提供を継続することなどに改めて言及している。

 さらに、Windows 7を「Windows Vistaを発売した2007年1月のおよそ3年後」にリリースする計画であることを表明。Windows 7の核となるアーキテクチャーはWindows Vistaと同じであるため、Windows Vistaに対するユーザーの投資はWindows 7でも継承できるだろうことも説明している。