バッテリー駆動が基本のスマートフォンとタブレットは、電源がない場所で使うケースがパソコンに比べると圧倒的に多い。また特に、電話であるスマートフォンは待ち受けが必要である。そのため、簡単に電源をオフにできないという事情もある。バッテリー駆動時間を延ばす取り組みの重要度は高い。

 最近はバッテリーが本体内に固定されており、簡単には交換できないスマートフォンやタブレットの割合が高くなっている。そのため、バッテリーをへたらせずに長期間使う取り組みは、コストと手間の両面で効果を得られる。

 この特集ではスマートフォンとタブレットのバッテリーについて、駆動時間を延ばす方法と、長期間性能を発揮できるようにする方法を見ていく。なお、Windowsタブレットは、バッテリーを制御するOSの関係で、Windowsパソコンの取り組みを参考にするとよい。