プリンターと印刷ソフトを活用してアイテムを作る「ビジネスにすぐ効く!アイテム印刷術」の第3回は、「システム手帳のリフィル」。1年の始まりに当たる1月なればこそ、今年1年のスケジュールをしっかり管理するために、好みに合わせて自由にデザインできる自作にチャレンジしてみよう。

A5サイズのシステム手帳用リフィル。自作なら、月間や週間など必要なものを必要なときに作って印刷できる。
A5サイズのシステム手帳用リフィル。自作なら、月間や週間など必要なものを必要なときに作って印刷できる。
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 使用したパソコン用ソフトは「ラベルマイティ14 プレミアム」(2013年12月発売)。システム手帳用のテンプレートが豊富で、普段使いのA4用紙に割り付けて印刷できるので手軽だ。また、作品作りにはセイコーエプソンのA4インクジェット複合機「PX-675F」を使用する。無線LAN、両面印刷に対応していれば、家庭向けのインクジェットプリンター「Colorio」シリーズなどでも同様の印刷が可能だ。

 システム手帳用リフィルの作成と印刷のポイントは、A4用紙の両面に2面のデザインを割り付けることと、両面印刷の設定だ。印刷後、半分に切ってリング用の穴を開ける。裏写りが気になるようであれば、少し厚手の用紙を使うとよい。割り付けをせず、システム手帳専用の無地のリフィルを使ってもよい。その場合は、用紙をセットするときの裏表と向きに気を付けよう。