PDFファイルの活用方法として最も多いのは「閲覧」だろう。現在では、PDFファイルを閲覧するソフトが複数提供されている。その中で定番中の定番といえるのが、Adobe Readerだ。2013年5月時点での最新版はバージョン11の「Adobe Reader XI」(図1)。同バージョンでは複数の機能強化を図っているので、古いバージョンを利用しているユーザーはバージョンアップしてほしい。最新のバージョンは、同社のWebサイトからダウンロードできる。

●Adobe Readerの最新版を入手する
図1 無料のPDF閲覧ソフト「Adobe Reader XI」のダウンロードサイト。2013年5月時点の最新版はバージョン11(XI)。追加ソフトが不要の場合には、オプションのチェックを外してから、「今すぐダウンロード」をクリックする
図1 無料のPDF閲覧ソフト「Adobe Reader XI」のダウンロードサイト。2013年5月時点の最新版はバージョン11(XI)。追加ソフトが不要の場合には、オプションのチェックを外してから、「今すぐダウンロード」をクリックする
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 まずは、Adobe Reader XIを使った、PDFファイルの閲覧テクニックを紹介しよう。

 基本的な操作は、Adobe Readerの画面上部に表示されるツールバーで行える(図2)。例えば、表示しているページの移動や、拡大縮小が可能。文字が小さくて読みにくいときには、「横幅に合わせて表示」ボタンを押せば読みやすくなる。

●ページの移動や拡大縮小はツールバーで
図2 Adobe Reader XIのツールバー。ページの移動や拡大縮小といった基本的な操作はツールバーのボタンで行える
図2 Adobe Reader XIのツールバー。ページの移動や拡大縮小といった基本的な操作はツールバーのボタンで行える
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