Windowsは検索機能が強力。「ライブラリ」に保存されているファイルやメール、ソフトやコントロールパネルの機能まで検索で探せます。

 検索対象になるのは、ファイル名や本文のほか、「プロパティ」に含まれるファイルの作成者、コメント、タグなどです。日ごろからファイルにタグを付けておくと、検索が楽になります。

 検索した結果、表示された項目が多すぎたら、検索フィルターで絞り込めます。一度使った検索条件を繰り返し使う場合は、条件を保存しておくとよいでしょう。

48.検索への入り口はショートカットキーで

Windows 7には、検索の入り口が複数ありますが、ファイルやフォルダー、メールを検索するなら、「検索ウィンドウ」が最適です(図1)。検索結果を広い画面で見られます(図2参照)。しかも、ショートカットキーを覚えておけば、素早く画面を呼び出せます。

図1 「Windows」キーを押しながら「F」キーを押すと、検索画面が現れる。右上の欄に検索キーワードを入力する。
図1 「Windows」キーを押しながら「F」キーを押すと、検索画面が現れる。右上の欄に検索キーワードを入力する。
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49.欲しいファイルを見つけ出す

図1の手順で検索画面を表示したら、検索ボックスにキーワードを入力します(図2)。検索結果のうち、メールや文書はキーワード周辺の文章も表示されるので、中身がすぐにわかります。

図2 キーワードで検索すると(1)、ファイル名や本文、タグにキーワードが含まれるファイルが抽出される。
図2 キーワードで検索すると(1)、ファイル名や本文、タグにキーワードが含まれるファイルが抽出される。
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50.コントロールパネルの機能は「スタート」から探す

パソコンの設定メニューや各種のソフトは、「スタート」メニューの検索ボックスから探せるのをご存知ですか? 方法はファイル検索と同じ。キーワードを入力すると、「プログラム」「コントロールパネル」というように、カテゴリー別に結果が表示されます(図3)。

図3 「スタート」をクリックし(1)、「プログラムとファイルの検索」にキーワードを入力すると検索できる(2)。
図3 「スタート」をクリックし(1)、「プログラムとファイルの検索」にキーワードを入力すると検索できる(2)。
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51.検索結果を種類で絞り込む

図2の検索結果に表示されたファイルやメールが多すぎるときは、検索フィルターを使って、ファイルの種類で絞り込みましょう。フィルターから「分類」を選び(図4)、続いてファイルのタイプを指定します(図5、図6)。更新日時やファイルサイズで絞り込むこともできます。

図4 図2の手順で検索した後、検索ボックスをクリック(1)。フィルターの中から、ここでは「分類」をクリックする(2)。
図4 図2の手順で検索した後、検索ボックスをクリック(1)。フィルターの中から、ここでは「分類」をクリックする(2)。
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図5 探しているファイルのタイプ(ここでは「電子メール」)をクリックする。
図5 探しているファイルのタイプ(ここでは「電子メール」)をクリックする。

図6 検索結果からメールだけに絞り込めた。
図6 検索結果からメールだけに絞り込めた。
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