Windowsでは、データを「ファイル」として保存し、「フォルダー」で整理します。このフォルダーの画面には様々な便利機能が隠れています。ファイルを開かずに中身を確認できたり、よく使うフォルダーをワンタッチで開いたり――。ちょっとしたワザを覚えるだけでパソコンがグンと使いやすくなります。

 また、Windowsの特徴は、その名の通り複数の「ウインドウ」を開き、複数の作業を並行して進められるところ。「画面を2分割する」「縦方向のみ最大化する」などの便利な機能を知り、ウインドウを簡単に切り替える方法を覚えておけば、もっとスムーズに使いこなせるようになります。

32.「詳細ウィンドウ」でファイルの概要を確認【Windows 8対応】

フォルダーを開いた画面でファイルを選択すると、「詳細ウィンドウ」にファイルの名前や形式、更新日時などの情報が表示されます(図1)。この詳細ウィンドウは、境界線をドラグすることで高さを広げられます(図2)。写真ファイルの場合、解像度やカメラの機種名などを確認できるほか、分類用のタグも設定できます(図3)。[注1]

図1 ファイルのアイコンをクリックして選択すると(1)、「詳細ウィンドウ」にファイル名やファイル形式などの情報が表示される(2)。詳細ウィンドウが隠れているときは、「整理」→「レイアウト」→「詳細ウィンドウ」とクリックする。
図1 ファイルのアイコンをクリックして選択すると(1)、「詳細ウィンドウ」にファイル名やファイル形式などの情報が表示される(2)。詳細ウィンドウが隠れているときは、「整理」→「レイアウト」→「詳細ウィンドウ」とクリックする。
[画像のクリックで拡大表示]

図2 詳細ウィンドウの境界線にポインターを合わせて、両端矢印になったところで上にドラグ。詳細ウィンドウの高さを広げると、見られる情報が増える。写真の場合、解像度やカメラの機種名などもわかる。
図2 詳細ウィンドウの境界線にポインターを合わせて、両端矢印になったところで上にドラグ。詳細ウィンドウの高さを広げると、見られる情報が増える。写真の場合、解像度やカメラの機種名などもわかる。
[画像のクリックで拡大表示]

図3 写真ファイルでは「タグの追加」をクリックして、写真の内容を表すタグを設定しておくと便利。検索機能を使えば、指定したタグを持つ写真を探せる。
図3 写真ファイルでは「タグの追加」をクリックして、写真の内容を表すタグを設定しておくと便利。検索機能を使えば、指定したタグを持つ写真を探せる。
[画像のクリックで拡大表示]

[注1]Windows 8の場合は、(Windows 8ではこうなった)の図Cを参照してください。