※ 記事中の実勢価格は2012年12月上旬時点のもの

パソコンの汚れを根こそぎ落とす

 パソコンを長く使っていると、ほこりの蓄積や手あかの付着などは避けられない(図1)。汚れは気持ちよいものではないし、画面の見にくさなどの作業効率低下を招く。キーボードや端子、排気口などにほこりがたまると故障の原因にもなる。グッズなどを使って、徹底的にパソコン周りを掃除しよう。

●汚れを落とすとこんなにすっきり
図1 長く使ったパソコンはごみやほこりが積もって汚れがち。しっかり掃除すると見違えるようになる
図1 長く使ったパソコンはごみやほこりが積もって汚れがち。しっかり掃除すると見違えるようになる
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 本体の汚れは、基本的に濡らした布で拭き取る(図2左)。汚れがひどい場合は、中性洗剤を水で薄めた液体を使う。ただし、パソコンによっては、水で拭き取ると表面が変色したように見えるなどの悪影響が生じる可能性がある。作業前に、取扱説明書で注意事項を確認しよう。

 液晶ディスプレイは、パネルの表面に特殊なコーティングが施されており、水気は厳禁だ。乾いた布で優しく拭き取るとよい(図2右)。あまり強い力でこすると、コーティングが剥がれてしまう恐れがあるためだ。乾いてこびりついた汚れには、液晶用のクリーナーを使う(図3)。クリーナーは、アルコールや界面活性剤など、コーティングに影響する成分を含まないものを選ぼう。

●場所によって掃除の仕方が変わる
図2 パソコン本体の汚れは濡らした布で拭き取る(左)。ディスプレイは乾いた柔らかい布を使い、優しく拭くこと(右)
図2 パソコン本体の汚れは濡らした布で拭き取る(左)。ディスプレイは乾いた柔らかい布を使い、優しく拭くこと(右)
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図3 ディスプレイの汚れがひどいときは、アルコールや界面活性剤などを含まない専用のクリーナーを使う。上はエレコムの「CKDP60SET」(実勢価格は約500円)
図3 ディスプレイの汚れがひどいときは、アルコールや界面活性剤などを含まない専用のクリーナーを使う。上はエレコムの「CKDP60SET」(実勢価格は約500円)
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