最後に主要な無線LANの親機製品と子機製品をまとめて紹介しよう。

 親機を選ぶ最大のポイントは、無線LAN規格。現行製品の大半は、2.4GHz帯の「IEEE 802.11b/g/n」か、2.4GHz/5GHz帯兼用の「IEEE 802.11a/b/g/n」のいずれかに対応する。機能が同じであれば、両者の価格差は2000円前後。2.4GHz/5GHz帯モデルによっては、両周波数帯が同時に使える。

 通信速度は300Mbpsが売れ筋だ。300Mbps対応モデルは3000円前後から入手でき、USB端子付きのモデルでも6000円前後。一方、450Mbpsモデルは1万円前後が相場。

 ロジテックの「LAN-WH450N/GP」など一部の親機は、子機付属モデルがある。価格は親機単体よりも1000円ほど高くなる。子機単体の販売もあり、USBタイプが主流である。

 次ページより、各メーカーの主要製品を紹介する。