日本マイクロソフトが明らかにしているWindows XPのサポート期限は、2014年4月。この時点まで、Microsoftから公式のセキュリティーパッチが提供される。その後もユーザー自身の判断で利用し続けても構わない。ただし、セキュリティーホールが見つかっても対策されないので、ウイルス対策ソフトに頼るか、インターネットに接続せずに使うのが無難だ。

 既にXPに対応していないソフトウエアも出始めている。今後新しいソフトで対応を打ち切るものも増えてくる。最新のソフトを活用したいなら、Windows 7に移行しておくべきだ。

●Windows XPは2014年4月までサポートが続く
MicrosoftはWindows XPを2014年4月までサポートするとしている。このときまではセキュリティーホールも修正する。サポート期限の原則は、次のバージョンのOSが出てから2年間だが、Windows XPはユーザーが多いことからサポート期限を延長した。
MicrosoftはWindows XPを2014年4月までサポートするとしている。このときまではセキュリティーホールも修正する。サポート期限の原則は、次のバージョンのOSが出てから2年間だが、Windows XPはユーザーが多いことからサポート期限を延長した。
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●Windows XPに対応しないソフトは既にある
Windows 7への移行を推進するためか、Microsoftの新しいソフトウエアはWindows XPに対応していない。「Internet Explorer 9」や「Windows Live Essentials 2011」などはWindows XP非対応だ。無理にインストールするとエラーメッセージが出る。他にも非対応ソフトは多い。例えばAppleの「iCloud Control Panel」も対応しない。GoogleのWebブラウザーも、「Chrome 10」以降をWindows XPで使うとグラフィックス機能による描画支援機構が標準でオフになっている。動作が不安定になるためという。
Windows 7への移行を推進するためか、Microsoftの新しいソフトウエアはWindows XPに対応していない。「Internet Explorer 9」や「Windows Live Essentials 2011」などはWindows XP非対応だ。無理にインストールするとエラーメッセージが出る。他にも非対応ソフトは多い。例えばAppleの「iCloud Control Panel」も対応しない。GoogleのWebブラウザーも、「Chrome 10」以降をWindows XPで使うとグラフィックス機能による描画支援機構が標準でオフになっている。動作が不安定になるためという。
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