写真や文書などの大切なファイルは、長期保存に向く光ディスクに残しましょう。この場合、「万一のためのバックアップ」が目的なので、ファイルの形式などを変換せず、「そのままのファイル形式」で保存します。写真などはテレビで観られる形式にして保存できますが、これだと元のファイルが取り出せません。

 保存に使うディスクは、「DVD-R」が最適。書き換え型のDVD-RWのように誤ってデータを消してしまう心配がありません。使うソフトは、パソコン付属の「書き込みソフト」で決まり。一括書き込みができるので、ほかのパソコンでも確実に読めるディスクが作れます。

 実際の作業に当たっては、下図のように、DVD-Rに保存するファイルをコピーしておくための専用フォルダーを作っておくといいでしょう。具体的な方法は次ページから紹介します。

【文書や写真をそのままの形で保存】

【保存すべきファイルをフォルダーにコピーしておく】
「重要写真」フォルダーの中身をDVD-Rに保存したら、新しい写真を保存するために空にする。「重要データ」フォルダーは、DVD-Rに保存した後も、中身を残しておいてよい。最新のDVD-Rにすべて保存されているので、この1枚だけを保管する。
「重要写真」フォルダーの中身をDVD-Rに保存したら、新しい写真を保存するために空にする。「重要データ」フォルダーは、DVD-Rに保存した後も、中身を残しておいてよい。最新のDVD-Rにすべて保存されているので、この1枚だけを保管する。
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