スマホを使っていて感じる大きなストレスの1つが、文字入力だ。
タップミスや誤変換で思い通りにならないとイライラがつのるばかり。
ここでは、タップする手間を減らして快適に文字を入力する術を伝授したい。
スマホでは、液晶画面をタップして文字を入力する。画面に現れるソフトウエアキーボードは小さくて打ちにくいため、長めの文章を書くときなど、相当なストレスを感じる(図1)。
そこで、この章では、タップ入力のイライラを少しでも軽減するためのワザを紹介しよう。入力回数を劇的に減らし、ストレスの原因を取り除く。
その前に、まずはスマホで利用するソフトウエアキーボードを見てみよう(図2、図3)。キーボードは機種によって異なるが、共通なのはパソコンと同じ配列の「QWERTY キー」と、携帯電話と同じ「ケータイキー」を切り替えられる点。ケータイキーは、キーを上下左右にフリックすると目的の文字を入力できる「フリック入力」に対応している。少ない操作で文字を入力できるので、ぜひ覚えておきたいワザだ。
一方、QWERTY キーは個々のキーが小さくて打ちにくい。その対策として、エクスペリア アクロのようにローマ字入力でよく使う母音「A」「I」「U」「E」「O」を大きめに表示するものもある。どうしても入力しにくいなら、画面を横向きにして使うのも手だ(図4)。キーボードが拡大して打ちやすくなる。