USBメモリーの使い方は簡単なので、初めてでも迷うことはない。パソコンのUSB端子に挿し込み、エクスプローラー上で「リムーバブルディスク」と表示されたら、ハードディスクなど、ほかのドライブと同様にデータを保存すればよい。

 ただ、そんな使い方だけではもったいない。もう一工夫加えると、さらに使い勝手を上げられる。設定を変更したり、便利なソフトを導入したりして、USBメモリーをもっと快適に使いこなそう。

 最初は、エクスプローラーでの表示の改良から。初期設定では、USBメモリーは全て「リムーバブルディスク」と表示されるが、これでは複数のUSBメモリーを挿入したときに区別がつかない。USBメモリーの名前やアイコンを1本ずつ別々にしておけば、違いは一目瞭然だ(図1)。

【アイコンと名前を変えて、区別しやすくする】
図1 USBメモリーは、エクスプローラーの画面では「リムーバブルディスク」と表示される。複数あると、どのアイコンがどのUSBメモリーなのか分かりにくい。アイコンや表示名を変えて区別したい
図1 USBメモリーは、エクスプローラーの画面では「リムーバブルディスク」と表示される。複数あると、どのアイコンがどのUSBメモリーなのか分かりにくい。アイコンや表示名を変えて区別したい
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