USBメモリーは、データの受け渡しの道具としてとても便利です。でも、それだけではもったいない。専用ソフトを入れて、借りたパソコンを自宅のパソコンと同じように使える仕組みにすれば、活用の幅が広がり、手放せなくなります!

 パソコン間で数MBのファイルを受け渡すためだけに1GB以上もあるUSBメモリーを使っているなら、もったいないです。今回はこの容量を有効に活用し、外出先でパソコンを借りたとき便利に使える"マイパソコン"に仕立てます。

 「パソコンを借りてホームページを見て何が困るの?」と思われるかもしれませんが、すこぶる不便です。例えば、他人のパソコンのインターネット・エクスプローラ(IE)には自分の「お気に入り」はないので、よく見るホームページを開くだけでもひと苦労。

 不便というだけでなく、プライバシーの問題もあります。例えば、他人のパソコンでIEを使ってホームページを見れば、閲覧履歴が残ります。会員制のホームページで使うIDやパスワードが借りたパソコンに残ったら使う側は不安ですし、一方、親切でパソコンを貸した側もあらぬ疑念を持たれては、気持ちの良いものではありません。

[画像のクリックで拡大表示]

[画像のクリックで拡大表示]