7の付属ソフトの一部は、操作方法がXPやVistaから大きく変わりました。Office 2007と同様にメニューバーがなくなり、その代わりに、ボタンが集まった「リボン」を備えるソフトが増えました。

 例えば「ペイント」。これまでメニューバーから開いていた機能は、リボンに横一列に並んでいます(図1)。ペイントのリボンには、基本機能を集めた「ホーム」と、表示に関する機能を集めた「表示」の二つがあります。なお、保存や印刷の機能は、リボンからではなく、ウインドウ左上のボタンから呼び出します(図2)。

 IEやLiveメールなど、リボンを備えていないソフトでは、メニューバーが隠れています。「Alt」キーを押してメニューバーを表示してから操作するといいでしょう(図3)。

よく使う機能は「リボン」に集まっている

図1 XPやVistaと比べ(右上図)、ペイントなどの付属ソフトの画面が様変わりした。メニューバーがない代わりに、各機能は「リボン」という領域にボタンで表示されている(1)。「表示」をクリックすると(2)、表示に関する機能を集めたリボンに切り替わる。
図1 XPやVistaと比べ(右上図)、ペイントなどの付属ソフトの画面が様変わりした。メニューバーがない代わりに、各機能は「リボン」という領域にボタンで表示されている(1)。「表示」をクリックすると(2)、表示に関する機能を集めたリボンに切り替わる。
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図2 (1)のボタンをクリックすると、「開く」「名前を付けて保存」「印刷」などの機能が表示される(2)。
図2 (1)のボタンをクリックすると、「開く」「名前を付けて保存」「印刷」などの機能が表示される(2)。
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慣れないうちはメニューバーを表示しよう

図3 IEやLiveメールなど、リボンがないソフトの場合は、メニューバーのない状態で「Alt」キーを押すと(1)、メニューバーを表示できる(2)。
図3 IEやLiveメールなど、リボンがないソフトの場合は、メニューバーのない状態で「Alt」キーを押すと(1)、メニューバーを表示できる(2)。
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