7の新機能の一つ、「ライブラリ」。文書や写真、音楽用などのライブラリがあり、それぞれ、複数のフォルダーの中身を表示できます(図A、図B)。

 例えば、文書用のライブラリには内蔵ハードディスク(HDD)の「マイドキュメント」が登録されていますが、ここに外付けHDD内にあるフォルダーを追加できます(図1、図2)。以後このライブラリを開くと、内蔵・外付けの両方にある文書を管理できるようになります。

 ライブラリは、ファイルを管理しやすくするための架空のフォルダーで、実際のファイルの保存場所ではありません(図B(1)、(2))。ライブラリに保存する操作をしたときに実際に保存される場所は、「プロパティ」で確認できます(図3、図4)。外付けHDDのフォルダーを保存先に指定することもできます。

ライブラリの仕組み

図A (1)のボタンをクリックすると、「ライブラリ」が開く(2)。文書ファイルを確認できる「ドキュメント」や写真ファイルを確認できる「ピクチャ」などのライブラリがある(3)。
図A (1)のボタンをクリックすると、「ライブラリ」が開く(2)。文書ファイルを確認できる「ドキュメント」や写真ファイルを確認できる「ピクチャ」などのライブラリがある(3)。
[画像のクリックで拡大表示]

図B 内蔵HDDや外付けHDDなど、異なる場所にあるファイルをひとまとめにして表示する。
図B 内蔵HDDや外付けHDDなど、異なる場所にあるファイルをひとまとめにして表示する。
[画像のクリックで拡大表示]