デスクトップ下部にあるタスクバーは、XPやVistaから大きく変わりました。左側には、インターネット・エクスプローラー(IE)など、よく使うソフトのボタンが並んでいます。まずは、このボタンをクリックした場合と右クリックした場合の使い分けを理解するのがツボです。

 ソフトを起動するには、ボタンをクリック(図1)。これはXPやVistaの「クイック起動」と同じです。便利なのはボタンの右クリック。「ジャンプリスト」という小さな枠が表示され、そのソフトで開いたファイル(IEの場合はホームページ)が一覧できます。ファイル名をクリックすれば、そのファイルが開きます(図2)。[注]

 ソフトの起動やファイルを開くためにタスクバーを活用するなら、よく使うソフトを登録しましょう(図4~図6)。登録したら、使いやすい順番に並べ替えれば万全です(図7)。

[注]一部のソフトでは、ジャンプリストにファイルが表示されないことがあります。

「とにかく起動」ならクリックだけ!

図1 「スタート」ボタンの右側にはソフトのボタンが表示されており、これをクリックするとソフトが起動する。XPやVistaの「クイック起動」に似ている(右図)。
図1 「スタート」ボタンの右側にはソフトのボタンが表示されており、これをクリックするとソフトが起動する。XPやVistaの「クイック起動」に似ている(右図)。
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右クリックのジャンプリストならファイルやホームページを開ける

図2 ソフトのボタンを右クリックすると(1)、「ジャンプリスト」が表示される(2)。IEの場合はよく開くページが一覧されるので、開きたいページをクリックすればすぐに表示できる。
図2 ソフトのボタンを右クリックすると(1)、「ジャンプリスト」が表示される(2)。IEの場合はよく開くページが一覧されるので、開きたいページをクリックすればすぐに表示できる。

図3 ソフトのボタンを、「Shift」キーを押しながら右クリックすると(1)、XPやVistaでタスクバーのボタンを右クリックしたときと同じメニューが表示される(2)。
図3 ソフトのボタンを、「Shift」キーを押しながら右クリックすると(1)、XPやVistaでタスクバーのボタンを右クリックしたときと同じメニューが表示される(2)。
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