Windows 7では、ファイルを開く操作や開いているウインドウを切り替える操作が、格段に楽になりました。これまでは何回もクリックしなければならなかったのが、1回または2回で済むのです!

起動・切り替えは「タスクバー」でわずかワンクリック!

 Windows 7では、様々な操作方法が改善されています。特に注目したいのは、画面下にある「タスクバー」です(図1)。

 まずはソフトの起動。タスクバーに並んでいるソフトのボタンを一回クリックするだけで起動できます(図2)。これは、以前のWindowsの「クイック起動」と同じような役割。起動中のソフトの表示を切り替えるときも、ボタンをクリックします。

 また、7のタスクバーは、XPやVistaのようにソフトやファイルの名前は表示されません。しかし、マウスポインターを合わせて縮小画面を出すと、内容を確認できます(図3)。縮小画面を一回クリックすると、そのウインドウが表示されます。

 よく使うソフトは、タスクバーにボタンを追加しましょう(図4~図10)。「スタート」メニューを開くことなく、タスクバーからソフトを起動できます。

図1 ソフトのボタンをクリックすると起動する。XPやVistaの「クイック起動」に似ているが、起動だけでなく、ウインドウの表示の切り替えにも使える。また、ボタンにマウスポインターを合わせると、ウインドウの内容を縮小画面で確認できる。
図1 ソフトのボタンをクリックすると起動する。XPやVistaの「クイック起動」に似ているが、起動だけでなく、ウインドウの表示の切り替えにも使える。また、ボタンにマウスポインターを合わせると、ウインドウの内容を縮小画面で確認できる。
[画像のクリックで拡大表示]

ソフトを起動

図2 タスクバーのソフトのボタンをクリックすると、そのソフトが起動する。
図2 タスクバーのソフトのボタンをクリックすると、そのソフトが起動する。
[画像のクリックで拡大表示]

目的のウインドウを一番手前に表示

図3 起動しているソフトのボタンにマウスポインターを合わせると(1)、開いているウインドウの数だけ縮小画面が現れる。目的の縮小画面をクリックするとウインドウを切り替えられる(2)。
図3 起動しているソフトのボタンにマウスポインターを合わせると(1)、開いているウインドウの数だけ縮小画面が現れる。目的の縮小画面をクリックするとウインドウを切り替えられる(2)。
[画像のクリックで拡大表示]