Windowsフォトギャラリーで基本的な画像編集ができるようになると「もうワンランク上の画像を作ってみたい」と思う人もいるだろう。そんな人は、GIMP(ギンプ)というフリーソフトを使ってみよう。ダウンロードやインストールの方法は、通常のフリーソフトと同様(図1~図4)。

 GIMPはXPにも対応。特筆すべき点は、その高機能ぶりだ。実売10万円前後の「Photoshop」という画像編集ソフトがあるが、GIMPの持つ機能は、Photoshopに引けを取らない[注1]。

 一般のユーザーにとって、画像編集ソフトは、あまりなじみがないものだろう。ましてや高機能ソフトとなれば「操作がかなり難しいのでは?」と気後れしがちだ。

 確かにすべての機能を十分使いこなすのは、プロでもない限り至難の業だ。しかし中には、ごく簡単にできる操作で、驚くほど効果的なものが数多くある。どうせ無料のソフトなのだから、とりあえず入手しておいて、簡単で効果的な編集からやってみよう。

図1 GIMPの最新バージョン(ver.2.6.11)は上記のサイトからダウンロード。右のファイルを保存した後、ダブルクリックする
図1 GIMPの最新バージョン(ver.2.6.11)は上記のサイトからダウンロード。右のファイルを保存した後、ダブルクリックする
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図2 するとセットアップ画面が現れるので「Next」を押す。次に現れるライセンスに関する注意書きの画面も、同様に「Next」を押して次に進む
図2 するとセットアップ画面が現れるので「Next」を押す。次に現れるライセンスに関する注意書きの画面も、同様に「Next」を押して次に進む
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図3 この画面で「Install now」をクリックするとインストールがスタート。下はカスタマイズする時用のボタンだ
図3 この画面で「Install now」をクリックするとインストールがスタート。下はカスタマイズする時用のボタンだ
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図4 インストールが完了すると上の画面が現れるので「Finish」を押す。このとき「Launch GIMP」欄にチェックを入れておけば、そのままGIMPが起動し始め、左の画面が現れる
図4 インストールが完了すると上の画面が現れるので「Finish」を押す。このとき「Launch GIMP」欄にチェックを入れておけば、そのままGIMPが起動し始め、左の画面が現れる
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[注1]GIMPはJPEG、BMP、TIFF、PNGなど30以上の画像形式に対応している。フォトショップで使われる、複数のレイヤーを管理するPSDフォーマットにも対応