この章では、自分でDVDにダビングする方法を紹介する。自分でするメリットは、安く済むこと。そして、好きなように編集できることだ。ダビング用の機器さえそろえれば、後はDVDのディスク代しか掛からない。多少の手間をいとわなければ、自分の好きなようにシーンをカットしたり、つないだりもできる。

 まずは準備だ。パソコンのほかに、テープを再生できるビデオデッキやカメラを用意する(図1)[注1]。

図1 自分でDVDにダビングしてみよう。ビデオテープを再生するデッキまたはカメラに、パソコンをつないで作業する。接続には「ビデオキャプチャー」と呼ばれる周辺機器を使う
図1 自分でDVDにダビングしてみよう。ビデオテープを再生するデッキまたはカメラに、パソコンをつないで作業する。接続には「ビデオキャプチャー」と呼ばれる周辺機器を使う
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[注1]パソコンに、DVDスーパーマルチドライブなどDVD-Rへ書き込めるドライブが搭載されている必要がある。ビデオデッキやビデオカメラについては、持っていない場合は、レンタル業者から短期間借りるのも手だ