前の記事で行った操作では、画像と段落の関連付けをなくしたわけではない。そのため、段落を丸ごと削除したり、次のページに移動したりすると、画像が消えたり、次のページに移動してしまう。

 これらを防ぐには、タイトルのような移動や削除をしない段落に、画像を関連付けすればよい。画像がどの段落に関連付けられているかは、「アンカー」という記号で表示できる。このアンカーをタイトル行に移動し、“いかりを下ろす”ように、その段落に固定する。

図1 文書の編集で、段落を丸ごと削除することもある。段落を選択して削除の操作をすると、次の瞬間Wordのすることは…
図1 文書の編集で、段落を丸ごと削除することもある。段落を選択して削除の操作をすると、次の瞬間Wordのすることは…
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図2 テキストを削除するだけのつもりが、画像も一緒に消えてしまった。こんなことはまったく望んではいない!
図2 テキストを削除するだけのつもりが、画像も一緒に消えてしまった。こんなことはまったく望んではいない!
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