「過去を引きずる女」ではないけれど、Wordもいったん書式や配置を設定したら、当たり前のようにズルズルと引き継いでしまう。

 「文字の右揃え」や「色付き文字」など、特殊なケースでしか使わないものは、その入力が終わったらすぐ元の標準書式・配置に戻ってもらいたい。あくまで「標準」をベースにしたいのだ。

 よくありがちなケースなだけに、これらの「迷惑」はキー操作で一発解消できる。覚えて、作成作業の流れを止めないようにしよう。

図1 通常の文章で、右揃えの文はそれほど出てこない。案内状の日付や、レポートの作成者名などを、「右揃え」で入力して、改行すると…
図1 通常の文章で、右揃えの文はそれほど出てこない。案内状の日付や、レポートの作成者名などを、「右揃え」で入力して、改行すると…
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図2 このように次の行も「右揃え」になってしまう。例外的な入力で、その配置が、いちいちそのまま引き継がれてしまうのは、実に煩わしい
図2 このように次の行も「右揃え」になってしまう。例外的な入力で、その配置が、いちいちそのまま引き継がれてしまうのは、実に煩わしい
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図3 こんなときは入力する前に「Ctrl」キーを押しながら「Q」キーを押す。すると「右揃え」の配置が解消され、標準に戻る。カーソルは左端へと移動した
図3 こんなときは入力する前に「Ctrl」キーを押しながら「Q」キーを押す。すると「右揃え」の配置が解消され、標準に戻る。カーソルは左端へと移動した
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