パソコンの中には、公にできない情報が多数ある。プライベートなデータはもちろん、仕事で使うファイルが流出したら大問題だ。紹介する突破ワザを駆使して、秘密とデータをガッチリ守ろう。

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(37) 痕跡残さずWebサイトを閲覧

【7】【Vista】【XP】

 インターネットカフェのような不特定多数の人が使うパソコンには、自分が閲覧したWebサイトのURLや、入力したID/パスワードなどの痕跡を残したくないものだ。そうしたシーンで重宝するのが「InPrivateブラウズ」機能である。Internet Explorer(IE)の「セーフティ」→「InPrivateブラウズ」メニューをクリックするとInPrivateブラウズモードに切り替わり、Webページの閲覧履歴やフォームに入力したユーザーアカウントなどの文字が保存されなくなる。Cookieは一時的に保存するが、ブラウザーを閉じると自動的に消去される仕組みだ。本機能はIE 8.xがインストールされていればOSの種類は問わない。IEのほかに、Firefox 3.1以降やGoogle Chrome、Safari 3などにも同様の機能が実装されている。

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