グーグルやバイドゥもいいが、やっぱり基本はMS-IME。実は、この標準IMEでも顔文字変換や郵便番号からの変換ができる。

 ポイントは変換モードだ(図1)。これを「話し言葉優先」にすれば、「わーい」や「むか」の変換候補に顔文字が現れるようになる。また「人名/地名」モードでは郵便番号変換が可能になるほか、珍しい人名や地名も変換候補に現れる。

図1 言語バーでMS-IMEの変換モードを「人名/地名」に切り替えると、珍しい人名や地名が変換候補に現れるようになる。使われる辞書が切り替わるためだ。「話し言葉優先」モードでは顔文字の変換もできる
図1 言語バーでMS-IMEの変換モードを「人名/地名」に切り替えると、珍しい人名や地名が変換候補に現れるようになる。使われる辞書が切り替わるためだ。「話し言葉優先」モードでは顔文字の変換もできる
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 面倒なのは変換モードの切り替え操作だが、実はショートカットキーが使える(図2)。「Ctrl」と「F10」キーを同時に押すとメニューが開くので、アルファベットキーで項目を選ぶ。よく使う人は呪文として覚えておこう。

図2 入力中に「Ctrl」と「F10」キーを押すとメニューが開く。項目の右にあるアルファベットキーを順に押していくことで機能を呼び出せる。変換モードを「話し言葉優先」にするなら「C」→「S」と順に押す
図2 入力中に「Ctrl」と「F10」キーを押すとメニューが開く。項目の右にあるアルファベットキーを順に押していくことで機能を呼び出せる。変換モードを「話し言葉優先」にするなら「C」→「S」と順に押す
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