複数のIMEを切り替えて使う際に心配なのが、キー操作方法だ。例えばMS-IMEは「F7」キーで片仮名変換ができるが、他のIMEが違う操作方法だったら困る。

 だが心配はご無用。グーグル日本語入力もバイドゥタイプも基本的なキー操作方法はMS-IMEを踏襲している。ここではおさらいも兼ねて、MS-IMEの基本キー操作を紹介しよう。

 まず1つ目はファンクションキーによる変換。全角・半角の片仮名や英数字は、取りあえず平仮名で入力して、「F7」~「F10」キーで変換すると楽だ(図1)。

図1 どのIMEも「F7」~「F10」キーで全角片仮名、半角片仮名、全角英数字、半角英数字に変換できる
図1 どのIMEも「F7」~「F10」キーで全角片仮名、半角片仮名、全角英数字、半角英数字に変換できる
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 長めのフレーズを変換したときに、一部分だけを変換し直す基本ワザも覚えておきたい。例えば2つ目の文節が誤変換されている場合、左右の矢印キーを押して変換対象を隣に移し、間違った部分だけ変換し直すのが王道だ(図2)。

図2 どのIMEも変換は文節ごとに行う。左右の矢印キーを押して変換対象の文節を切り替え、スペースなどの変換キーを押して変換を行う
図2 どのIMEも変換は文節ごとに行う。左右の矢印キーを押して変換対象の文節を切り替え、スペースなどの変換キーを押して変換を行う
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