7には、従来のWindowsに入っていた定番ソフトが入っていない。無駄なソフトを入れないことで、動作を軽くするのが狙いだ。しかし困ったことに、メールソフトやメッセンジャー、画像閲覧ソフトなど、よく使うソフトまで入っていない。必要なものは、自分でインストールしよう。

 また、7の機能で不十分な点はフリーソフトを使って補いたい。例えば、ファイルの復元機能やCD/DVDへの書き込み機能は、フリーソフトを使ったほうが便利なのでお勧めだ。

 このパートでは、マイクロソフトが提供する定番ソフトや便利なフリーソフトをインストールする方法を紹介する(図1)。

図1 にはメールソフトやメッセンジャーなど、従来のWindowsにインストールされていたマイクロソフトの定番ソフトが入っていない(上図)。自分でインストールしよう。またに対応した便利なフリーソフトも組み込めば、さらに使いやすくなる(下図)
図1 にはメールソフトやメッセンジャーなど、従来のWindowsにインストールされていたマイクロソフトの定番ソフトが入っていない(上図)。自分でインストールしよう。またに対応した便利なフリーソフトも組み込めば、さらに使いやすくなる(下図)
[画像のクリックで拡大表示]

7にはメールソフトがない!定番ソフトをまとめて導入

 まず、定番ソフトを導入しよう。マイクロソフトでは、メールソフトやメッセンジャーをはじめとする、8本の定番ソフトをまとめてインストールできる“パッケージ”を用意している。自分が使うソフトだけを選べるので、不要なものはインストールせずに済む。

 まずマイクロソフトのサイトでセットアップ用ファイルをダウンロードする(図2、図3)。入手したファイルをダブルクリックすると、インストール可能なソフトの選択画面が現れる。ここで、必要なものだけにチェックを入れよう(図4)。すでにインストールされているソフトは、一覧の下に表示されている。なお、この後に「もう少しで完了です」画面が現れる(図5)。ここに表示されている設定のチェックはすべて外しておこう。

図2 マイクロソフトが提供するソフトをまとめてインストールする。まず「スタート」メニューの「はじめに」横の「」ボタンをクリックし(1)、(2)、「Windows Live」を選ぶ(3)
[画像のクリックで拡大表示]

図3 すると、インターネット・エクスプローラが起動して、ウィンドウズ・ライブのダウンロードページが開く。ここで「今すぐダウンロード」をクリックして、セットアップ用ファイルを入手する
図3 すると、インターネット・エクスプローラが起動して、ウィンドウズ・ライブのダウンロードページが開く。ここで「今すぐダウンロード」をクリックして、セットアップ用ファイルを入手する
[画像のクリックで拡大表示]

図4 入手したファイルをダブルクリックしてインストールする。途中で現れる上図の画面で、利用するソフトにチェックを入れて「インストール」ボタンを押す[注1]
図4 入手したファイルをダブルクリックしてインストールする。途中で現れる上図の画面で、利用するソフトにチェックを入れて「インストール」ボタンを押す[注1]

図5 インストールの途中に上図が現れる。どれも必要のないものばかりなので、設定が変更されるのが嫌なら、すべてのチェックを外そう[注2]
図5 インストールの途中に上図が現れる。どれも必要のないものばかりなので、設定が変更されるのが嫌なら、すべてのチェックを外そう[注2]

[注1]PCメーカーによっては、あらかじめこの中の数本をパソコンにプリインストールしている場合もある
[注2]このチェックを付けたままだと、「Bing」をブラウザー標準の検索プロバイダーとして設定されるなど、設定を変えられてしまう