「あら消えた いつものキーで リンクだけ」

 ExcelではウェブページのURLや電子メールアドレスを入力すると、自動でハイパーリンクが設定される(図16)。クリックするとURLならウェブページが開くし、メールアドレスなら宛先入りの新規メール作成画面が開く。使い方によっては便利な機能だ。しかし、“うっかりクリック”でいきなりブラウザーやメールソフトが起動すると大迷惑この上ない。

図16 URLやメールアドレスを入力すると自動的にハイパーリンクが設定され、青い文字列をクリックするとブラウザーや新規メール作成画面が開く。便利なこともあるが、“うっかりクリック”で大迷惑することも
図16 URLやメールアドレスを入力すると自動的にハイパーリンクが設定され、青い文字列をクリックするとブラウザーや新規メール作成画面が開く。便利なこともあるが、“うっかりクリック”で大迷惑することも

 ハイパーリンクが不要なら、設定された時点で即刻解除しよう。URLなどを入力した直後に、「Ctrl」キーを押しながら「Z」キーを押す。もしくは「標準」ツールバーの「元に戻す」ボタンをクリックしてもよい。するとセルに文字を残したまま、ハイパーリンクだけが消える(図17)。

【直後なら「元に戻す」でリンクだけ消せる】
図17 入力直後に「Ctrl」キーを押しながら「Z」キーを押すと、文字を残してリンクだけが消える。さらに「Ctrl」+「Z」を押すと文字が消える。実は2段階になっているのだ
図17 入力直後に「Ctrl」キーを押しながら「Z」キーを押すと、文字を残してリンクだけが消える。さらに「Ctrl」+「Z」を押すと文字が消える。実は2段階になっているのだ