作表機能は、データを整理して見せたいときに欠かせないもの。ツールバーの「表の挿入」ボタンを押して、必要な行数と列数分のマス目をドラグすれば難なく作成できる。できた表の縦罫線も、ドラグするだけで簡単に動かせる。ところが、その列幅の調整が意外と難しく、手間取ることが多い。

 縦罫線をドラグすると、動くのはドラグした罫線1本だけで、他は動かない。そのため、罫線を右にドラグして1列目を広げると、その分のしわ寄せで2列目が狭くなる(図1)。これでは、2列目、3列目…と、1列ずつ順に調整する羽目になり面倒だ。

図1 1列目の文字数が収まるように、横幅を広げた。すると、そのしわ寄せを受け、右隣の列幅が狭くなった。よく見ると表全体の横幅は変わっていない。どこかを増やすと、どこかが減るわけだ
図1 1列目の文字数が収まるように、横幅を広げた。すると、そのしわ寄せを受け、右隣の列幅が狭くなった。よく見ると表全体の横幅は変わっていない。どこかを増やすと、どこかが減るわけだ
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