文書に写真や図を挿入すると、文字だけの説明よりグンとわかりやすくなる。その意味でも、図や写真は積極的に利用したいところだが、1つ厄介な問題がある。図や写真を挿入すると、文章が分断されてしまうのだ。図1のように、写真の脇がすっぽり空白になり、上下の文章が真っ二つに割れる形になる。
これは、Wordが写真を“大きな文字”として扱っていることに原因がある。写真を挿入すると、行内に1文字だけ大きな文字が入力されたのと同じ状態になる。そのため行間が広がり、大きな1文字(写真)の脇に空白ができるというわけだ。