もしあなたが読書好きで本をよく買う人なら、「大量の蔵書をうまく管理できないものか」と、1度は考えたことがあるはずだ。だが、何百冊、何千冊もある蔵書をきちんと管理するのは、そうたやすくはない。
たいていの人は、本棚にすき間なく書籍がギッシリ詰まっていることだろう。たまに書籍を整理しても、お気に入りの本はなかなか捨てられず、増える一方だ。
さらにやっかいなのが、雑誌の山だ。気になった記事をスクラップして保存しておこうと思っても、実際には作業が面倒で手付かずのまま。こうして、どんどん山が増えていく。こうなると、いざ読みたい記事を探そうと思っても、なかなか見つからない。
また、書店でタイトルや表紙が気になって購入してはみたものの、読みかけのまま「とりあえず積んでおく」ことも多い。そのまま本棚の片隅に追いやられるか、果ては、買ったことすら忘れ、同じ本を再び買ってしまうこともある。
一念発起して、蔵書リストを作成しようと重い腰を上げても、途中で挫折するのがオチ。Excelなどのソフトでタイトルや著者名、感想などを1冊ずつ入力するのは、とても面倒な作業だ(図1)。
読書好きな人なら、上記の事柄の2つ3つは思い当たるはず。そんな人には、ぜひこれから紹介する方法を試してほしい。