続いて、集計に関する便利ワザを見ていこう。

 図1のような支出明細表を基に、「費目別の合計金額」「部署別の平均金額」など、項目別の集計を行いたい。関数やオートフィルタを使ってもできるが、もっと手間無く自在に行うための専用機能を、Excelは用意している。それが「ピボットテーブル」だ。

図1 上図のような支出明細表で「費目」や「部署」ごとに、合計や平均金額を調べたい。このような項目別の集計は、関数やオートフィルタでもできるが、やや面倒だ。「ピボットテーブル」を使えば、手間無く楽に実行できる
図1 上図のような支出明細表で「費目」や「部署」ごとに、合計や平均金額を調べたい。このような項目別の集計は、関数やオートフィルタでもできるが、やや面倒だ。「ピボットテーブル」を使えば、手間無く楽に実行できる
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 早速やってみよう。まずは「会議費」「交通費」といった、費目別の合計金額を集計してみる(図2)。

図2 まず最初に、支出明細表のデータを基に、図のように費目別の合計金額を集計してみよう。ピボットテーブルを使えば、ドラグ操作だけで、このような集計表を作成できる
図2 まず最初に、支出明細表のデータを基に、図のように費目別の合計金額を集計してみよう。ピボットテーブルを使えば、ドラグ操作だけで、このような集計表を作成できる
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