アイコンや壁紙など、デスクトップの表示が変わってしまうトラブルは、故障と比べると深刻ではありませんが、通常通り使えるように、放置せずにきちんと直したいものです。大半は、表示の設定を変えることで元に戻せます。

【なぜ起こる?】誤操作で表示が変わる
表示のトラブルの多くは、不意な操作が原因。無意識に項目をクリックするなどして設定が変わったことが原因で起こります。

アイコンがない!消えた!

 あるはずのアイコンが見当たらないのは、不意な操作で移動してしまったことが原因かもしれません(→なぜ起こる?)。

 どのアイコンがないのかを確認し(STEP1)、デスクトップ上のフォルダの中を探しましょう(STEP2)。ファイルなら、次の記事の方法でも探せます。「マイドキュメント」や「ごみ箱」などの特殊なアイコンなら、デスクトップに表示する設定に戻します(STEP3)。

STEP1 何が消えたのかを確認する

 最初に、何が消えたのかを確認しましょう(図1)。ソフトのショートカットなのかファイルのアイコンなのかで対処法が異なります。アイコンが一つも出ていないなら、アイコン表示の設定を変えます(コラム)。

図1 IEやソフトのショートカットなど、何のアイコンが消えたのか調べよう。Vistaでは「ごみ箱」が消えることもある。
図1 IEやソフトのショートカットなど、何のアイコンが消えたのか調べよう。Vistaでは「ごみ箱」が消えることもある。
一つもアイコンがないときは
 アイコンの表示設定を変えます。デスクトップを右クリックし、「アイコンの整列」(Vistaは「表示」)→「デスクトップアイコンの表示」とクリックします。