外付けハードディスクなどのUSB機器は、つなげばすぐに使える手軽さが特徴。反面、「認識しない」「エラーが出る」という困ったトラブルも起こります。解決策を紹介します。

これまで使えたのに認識しなくなった!

 電源不要なUSB機器が急に使えなくなったら、最初に接続口を確認しましょう。USBハブを使っていたら、電力不足の疑いがあります(STEP1)。

 ハブの問題でなければ、違う接続口に差し直したり、Windowsを再起動したりします(STEP2)。

 接触不良やUSBケーブルの断線もありえます。端子の形が同じUSBケーブルがあれば、つなぎ替えてみてください(STEP3)。

【なぜ起こる?】電力不足やWindowsの不調
原因は様々で、電力の供給不足や、Windowsの一時的な不調、ケーブルの断線などが考えられます。
STEP1 USBハブの電力の供給不足

 電源不要なUSB機器は、接続口から電力が供給されています。接続口を増やせるUSBハブ(図1)を使っていて、ポータブル型のハードディスクなど電力消費が多い機器をつなぐと、電力不足になる恐れがあります。認識しない機器は、直接パソコンの接続口につなぎ替えてみましょう。

図1 USBハブが「セルフパワー」というタイプなら、ハブに電源コードをつないで、電力を供給しよう。ハブの電力不足が原因なら、機器が認識される。
図1 USBハブが「セルフパワー」というタイプなら、ハブに電源コードをつないで、電力を供給しよう。ハブの電力不足が原因なら、機器が認識される。
STEP2 違う接続口につないでみて解消しなければ再起動する

 Windowsの一時的な不調や、接続口が接触不良を起こしていることもあります。まず何度か抜き差ししてください。これで認識されなければ、Windowsを再起動して、再度差し直してみましょう。また、ほかの接続口も試してみるといいでしょう。

STEP3 USBケーブルの断線を疑う

 USBケーブルを踏んだり、強く折り曲げたりすると、断線して、パソコンに認識されなくなります。ケーブルが取り外せる機器で、それに合うケーブルがあれば交換してみましょう。なお、USBケーブルは数百円程度で購入できます。