パソコンを使って文章を入力するときに、必ず利用しているのが「日本語入力ソフト」だ。これは、ローマ字やかなで入力した文字を、漢字を含む自然な日本語に変換してくれるソフト。表計算やワープロなど、どんなアプリケーションソフトを使うときでも、この日本語入力ソフトの力を借りて文章を入力している。

 ところが、実際に使ってみると、自分の思い通りにいかずイライラすることも多い(図1)。最も、ストレスが溜まるのが誤変換。例えば、「政界汚職事件」と入力したいのに、「正解お食事券」などと間違って変換されてしまうこともザラ。ほかにも、入力したい記号がキーボードに無かったり、読めない漢字を入力したいときにも、方法がわからず困ることがある。

図1 パソコンで文字を入力していると、思いもよらない誤変換に遭遇し、ストレスを感じることがある。また、キーボードに無い記号を入力するのに手間取ったり、読めない漢字を入力できずにイライラすることもある。この特集では、そうした疑問や不満をまとめて解決する
図1 パソコンで文字を入力していると、思いもよらない誤変換に遭遇し、ストレスを感じることがある。また、キーボードに無い記号を入力するのに手間取ったり、読めない漢字を入力できずにイライラすることもある。この特集では、そうした疑問や不満をまとめて解決する
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 そこでこの特集では、日本語入力にまつわる悩みを、全部まとめて解決する。多くのユーザーが抱く疑問や不満を20個ほど厳選し、その解決方法を一つひとつ見ていく。一通り目を通せば、日本語入力で悩むことはなくなるはずだ。