ウィンドウズ ビスタには、音楽を楽しむ「Windows Media Player」、映像を楽しむ「Windows Media Center」のほかにも、楽しいソフトが付属しています。

 お薦めは「Windows ムービーメーカー」です。このソフトを使うと、デジタルカメラで撮影したお気に入りの写真を組み合わせて、スライドショーが作れます。写真と写真が切り替わるときに、ページをめくるように次の写真が表示されるような映像効果を付けたり、音楽やナレーションを入れたりもできます。

 ムービーメーカーを起動したら(図1、図2)、お気に入りの写真を映画フィルムのような形をした欄にドラグして登録していきます(図3、図4)。写真を切り替える効果は、好みのものに変更できます(図5)。また、写真の順番はドラグして入れ替えができます。

図1 「スタート」→「すべてのプログラム」→「Windowsムービーメーカー」とクリック。
図1 「スタート」→「すべてのプログラム」→「Windowsムービーメーカー」とクリック。
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図2 Windowsムービーメーカーが開く。写真を読み込むので、「読み込み」欄にある「画像」をクリック。
図2 Windowsムービーメーカーが開く。写真を読み込むので、「読み込み」欄にある「画像」をクリック。
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図3 「メディア項目の読み込み」画面が開く。使う写真のあるフォルダを開き、使う写真をドラグして選択する。次に「読み込み」をクリック。
図3 「メディア項目の読み込み」画面が開く。使う写真のあるフォルダを開き、使う写真をドラグして選択する。次に「読み込み」をクリック。
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図4 Windowsムービーメーカーに写真が読み込まれた。登録する写真を「ストーリーボード」にドラグする。必要な回数繰り返す。
図4 Windowsムービーメーカーに写真が読み込まれた。登録する写真を「ストーリーボード」にドラグする。必要な回数繰り返す。
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図5 写真の切り替え効果を付ける。「編集」欄にある「切り替え効果」をクリック。切り替え効果の一覧が表示されるので、好みの効果を写真と写真の間にドラグして設定する。
図5 写真の切り替え効果を付ける。「編集」欄にある「切り替え効果」をクリック。切り替え効果の一覧が表示されるので、好みの効果を写真と写真の間にドラグして設定する。
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 動画ファイルは一般にファイル容量が大きくなりがちですが、ムービーメーカーは目的に応じた大きさに自動調整してくれます。普通は左側にある「発行先」で「このコンピュータ」をクリックして指示に従えば、パソコン内に保存されます。動画をメールで送りたいのであれば、「電子メール」をクリックすれば小さな大きさにしてくれます(図6)。ムービーが作られたら、「ムービーを添付」をクリック(図7)。「Windowsメール」を起動していれば、作成したムービーが添付されたメッセージが開きます。これに宛先、件名、本文を入力して送信しましょう。

図6 作ったムービーを保存する。「発行元」欄にある項目を選ぶ。「電子メール」をクリックすると、メールで送れるようにムービーが小さい容量で保存される。
図6 作ったムービーを保存する。「発行元」欄にある項目を選ぶ。「電子メール」をクリックすると、メールで送れるようにムービーが小さい容量で保存される。
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図7 「ムービーを添付」をクリックする。
図7 「ムービーを添付」をクリックする。
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図8 ムービーが添付された「Windowsメール」のメッセージが開く。宛先や件名、本文などを入れて送ろう。
図8 ムービーが添付された「Windowsメール」のメッセージが開く。宛先や件名、本文などを入れて送ろう。
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