インターネット・エクスプローラ(IE)の画面、「ドキュメント」や「コンピュータ」などのフォルダ、デジタルカメラの写真、ワープロソフトなど、たくさんのウインドウを一度に開けるのが、マイクロソフトの基本ソフト「ウィンドウズ ビスタ」の優れたところです。

 とはいえ、ウインドウを開きすぎると、デスクトップ画面に何があるのかわからなくなってしまいます。ウインドウを閉じればいいのですが、一つひとつのウインドウの右上の隅にある「閉じる」ボタンを押していくのは、かなり面倒です(図1)。ここでは、キーボードとマウスを使って、開いた画面を一度に閉じるワザを紹介しましょう。

図1 ウインドウを閉じるには右上の隅の「×」ボタンを押す。ウインドウの数が多いと面倒。
図1 ウインドウを閉じるには右上の隅の「×」ボタンを押す。ウインドウの数が多いと面倒。
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 画面の下にあるタスクバーに注目してください。ここには、今開いているウインドウの名前が表示されたボタンが並んでいます。まず、「Ctrl」キーを押しながら、閉じたいウインドウのボタンを一つ一つクリックしていきます。すると、それらのボタンが押し込まれた状態になります(図2)。

図2 「Ctrl」キーを押しながら、タスクバー上のボタンをクリックしていくと、押し込まれた形になる。
図2 「Ctrl」キーを押しながら、タスクバー上のボタンをクリックしていくと、押し込まれた形になる。
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 次に、どのボタンでもよいので、マウスで右クリックします。現れたメニューで、「グループを閉じる」をクリックします(図3)。 これで、閉じたいウインドウを一度に閉じることができました(図4)。

図3 タスクバー上のボタンを右クリックし、表示されたメニューで「グループを閉じる」をクリック。
図3 タスクバー上のボタンを右クリックし、表示されたメニューで「グループを閉じる」をクリック。
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図4 開いていたウインドウが一度にすべて閉じた。
図4 開いていたウインドウが一度にすべて閉じた。
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