友人にデジカメ写真やビデオ映像を渡したいときなど、書き込み可能なDVDが便利です。値段も50枚パッケージなら、1枚当たり50円程度と手軽です。容量は1枚で約4.7GBもあり、1000万画素を超える最近のデジカメで撮影した写真でも、500枚ほど保存できます。

 ウィンドウズXPでは専用の書き込みソフトが必要だったのですが、ビスタからはウィンドウズに標準の機能で、DVD-Rに書き込めるようになりました。操作は簡単です。まず、空のDVD-Rメディアを、パソコンのDVDドライブにセットします(DVD-Rへの書き込みができるドライブが必要です)。「自動再生」画面が表示されたら、赤い「×」をクリックして閉じます(図1)。

図1 からのDVDをドライブにセットすると、「自動再生」が表示されることがある。赤い「×」をクリックして閉じる。
図1 からのDVDをドライブにセットすると、「自動再生」が表示されることがある。赤い「×」をクリックして閉じる。

 次に、書き込みたい画像ファイルがあるフォルダ(ここでは「ピクチャ」内の「つばめ組の尾瀬」)を開き、書き込みたい画像を選びます。例えば、「Ctrl」キーを押しながら「A」キーを押すと、すべてのファイルが選べます。ここで、メニューの「書き込む」をクリックします(図2)。

図2 画像ファイルのあるフォルダを開き、書き込みたいファイルを選んだら、「書き込む」をクリックする。
図2 画像ファイルのあるフォルダを開き、書き込みたいファイルを選んだら、「書き込む」をクリックする。
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 「ディスクの書き込み」が表示されたら、「ディスクのタイトル」にわかりやすい名前を入力し、「次へ」をクリックします(図3)。準備中の画面に続き、書き込み中という画面が表示されます。書き込みが終わるまで、しばらく時間がかかります。書き込みが終われば、「コンピュータ」フォルダを開いて、DVDドライブをダブルクリックすれば、ファイルが書き込まれたDVDができていることが確認できます(図4)。

図3 わかりやすいタイトルを入力し、「次へ」をクリックすると、書き込みが始まる。
図3 わかりやすいタイトルを入力し、「次へ」をクリックすると、書き込みが始まる。
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図4 「コンピュータ」にあるDVDドライブをクリックすると、画像ファイルが書き込まれたDVDができたことを確認できる。
図4 「コンピュータ」にあるDVDドライブをクリックすると、画像ファイルが書き込まれたDVDができたことを確認できる。
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