起動と同時に居座る常駐ソフトを切る!

 Vistaには、OSの起動と同時に常駐する拡張機能やソフトがたくさんあり、これらが起動の足かせになっている(図1)。1つひとつの負担は小さくても、チリも積もれば山となる。不要なものは無効にして、起動時間を短縮しよう。ここでは、不要な機能やソフトを止める方法を紹介する。

図1 Vistaには、OSと同時に起動し常駐するソフトや機能がたくさんある。これが起動の遅さの原因だ。不要なものを無効にすると、起動が驚くほど速くなる
図1 Vistaには、OSと同時に起動し常駐するソフトや機能がたくさんある。これが起動の遅さの原因だ。不要なものを無効にすると、起動が驚くほど速くなる

 まずは、起動時に現れる「ウェルカムセンター」を非表示にしよう。ウェルカムセンターは、パソコンをセットアップするときに使う画面。新規ユーザーを追加したり、インターネット接続の設定に利用する。しかし、1度設定を終えれば以降は必要ないので、非表示にしよう。操作は簡単。画面下の「起動時に実行します」のチェックを外すだけだ(図2)。

図2 「ウェルカムセンター」は、パソコン起動時に毎回表示される画面。「起動時に実行します」のチェックを外せば、以後は現れなくなる[注]
図2 「ウェルカムセンター」は、パソコン起動時に毎回表示される画面。「起動時に実行します」のチェックを外せば、以後は現れなくなる[注]
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[注] 「ウェルカムセンター」を再度表示させるには、「スタート」メニューから「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「ウェルカムセンター」を選ぶ