多くのXPユーザーが使うメールソフト「Outlook Express（OE）」は、受信メールがたまっていくほどメールを開くのに時間がかかったり、動作が重くなったりします。VistaのWindowsメールはこうしたことが起きない仕組みになっていますが、OEはメンテナンスをしないとメールのデータが肥大化していきます。結果、データを開くのに時間がかかるようになるのです。

[画像のクリックで拡大表示]

　これを解決するには、たまったメールをOEの外に追い出し、OEを軽くしましょう。ここでは、2つの方法を紹介します。

　1つは、古いメールをパソコンの中の別の場所に保管し、OEを軽くする方法です。「MailStore Home」を使い、Dドライブなどに保存します。後は、OEから不要なメールを削除して、OEを最適化して軽くすることができます。

　もう1つの方法は、OEにメールをためるのではなく、すべてのメールを無料の「Gメール」にためておく方法です。残すべきメールをGメールに保存しておき、OEにたまったメールを消して軽くします。