ビスタ パソコンでは、ハードディスクなどの周辺機器や、デジカメ写真などのファイルの情報を調べるときには「プロパティ」と呼ばれる「属性情報」を表示する画面を開きます。実際、ハードディスクのプロパティでは空き容量が確認できるほか、ディスクをメンテナンスする機能を呼び出せます(図1)。デジタルカメラで撮影した写真なら、撮影日時や撮影状況の詳細情報も確認できます。

図1 ハードディスクのプロパティ画面。空き容量が確認でき、ディスクのデフラグなどのメンテナンスもできる。
図1 ハードディスクのプロパティ画面。空き容量が確認でき、ディスクのデフラグなどのメンテナンスもできる。
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 一般的にプロパティは、アイコンを右クリックして表示されるメニューで「プロパティ」を選ぶと(図2)、開くことができます(図3)。ただ、いくつものファイルのプロパティを確認するときは、この方法では面倒です。キーボードを使った操作をしてみましょう。

図2 「コンピュータ」アイコンを右クリックして開いたメニューで「プロパティ」をクリックする。
図2 「コンピュータ」アイコンを右クリックして開いたメニューで「プロパティ」をクリックする。
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図3 「コンピュータ」の「プロパティ」である「システム」の画面が表示される。
図3 「コンピュータ」の「プロパティ」である「システム」の画面が表示される。
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 それには、まずプロパティを表示したいアイコンをマウスで選びます。次に「Alt」キーを押しながら、「Enter」キーを押してみましょう。これで「プロパティ」画面が開きます(図4)。

図4 例えば「お気に入り」をクリックしたら、「Alt」を押しながら「Enter」を押すと、「お気に入り」のプロパティ画面を素早く開ける。
図4 例えば「お気に入り」をクリックしたら、「Alt」を押しながら「Enter」を押すと、「お気に入り」のプロパティ画面を素早く開ける。
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 なお、アイコンを選んで「Enter」キーだけを押すと、「選んだものを開く」になります。つまり、ダブルクリックと同じで、ファイルやフォルダが開きます。

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