条件に応じてデータを整列させる「並べ替え」、抽出する「フィルタ」、条件に合うデータを目立たせる「条件付き書式」の3大機能を紹介しよう。データ整理・分析は、「データ」タブの担当だ。

 まずは「並べ替え」。「降順」「昇順」などよく使う条件は「データ」タブにボタンが用意してある。対象の列のセルを選択し、ボタンを押せばOKだ(図1)。

図1 テスト結果の表で、F列のセルを選択後、「降順」ボタンで「合計」の得点順に並べ替えた(上図)。同点の場合、さらに「ヒアリング」の得点順に並べ替えたい(下図)
図1 テスト結果の表で、F列のセルを選択後、「降順」ボタンで「合計」の得点順に並べ替えた(上図)。同点の場合、さらに「ヒアリング」の得点順に並べ替えたい(下図)
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 複数の条件を指定するには、「並べ替え」ボタンで専用画面を開き、「レベルの追加」ボタンを押して条件を指定する(図2)。一度に指定できる条件は、旧版の最大3個から64個に拡大した。

図2 「データ」タブの「並べ替え」ボタンを押す。開く「並べ替え」画面の「最優先されるキー」には、図1の指定条件が表示済み。「レベルの追加」ボタンを押し(1)、「次に優先されるキー」として「ヒアリング」「値」「降順」を指定する(2)(3)(4)
図2 「データ」タブの「並べ替え」ボタンを押す。開く「並べ替え」画面の「最優先されるキー」には、図1の指定条件が表示済み。「レベルの追加」ボタンを押し(1)、「次に優先されるキー」として「ヒアリング」「値」「降順」を指定する(2)(3)(4)
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